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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程1年の山本瑞貴君が、Mate2021シンポジウムにて奨励賞を受賞しました

 2021年2月2日~15日にオンライン開催されたMate2021シンポジウムにおいて、博士前期課程1年(マルチスケール組織・界面制御学研究室)の山本瑞貴君の学術論文が、奨励賞に選出されました。山本君の受賞論文名は「Sn-Sb-Ag系高温鉛フリーはんだのミクロ組織および疲労特性に及ぼす添加元素の影響」であり、荘司郁夫教授、小林竜也助教、三ツ井恒平(富士電機(株))、渡邉裕彦客員教授(富士電機(株))との共著です。

 同シンポジウムは、スマートプロセス学会エレクトロニクス生産科学部会の主催で、毎年同時期にパシフィコ横浜で開催されてきた「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術」に関する国内最大のシンポジウムです。今年はコロナ禍の折、オンライン開催となりましたが、89件の発表がなされました。

 奨励賞は35歳以下の優れた学術論文発表に対して発表者に贈られるものです。本研究は、パワーデバイス用高温はんだの候補である錫(Sn)-アンチモン(Sb)-銀(Ag)系三元合金を対象として、ニッケル(Ni)添加による機械的特性の改善を試みた研究です。Ni添加によるミクロ組織の違いに注目し、この違いが引張特性および疲労特性に大きく影響することを、様々な方法にてミクロ組織の詳細な解析を行うことにより示しました。信頼性を確保するための基礎的かつ重要な研究であり、今後実際のパワー半導体接合部への展開が期待されます。オンラインでの表彰式は2月3日に開催され、表彰状と副賞の授与は4月26日に行われました。


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