受賞・成果等
物質・生命理工学教育プログラム 博士前期課程2年の山﨑実優さんが、化学とマイクロ・ナノシステム学会 第47回研究会にて優秀発表賞を受賞しました
2023年5月13日から14日に仙台で開催された化学とマイクロ・ナノシステム学会の第47回研究会において、物質・生命理工学教育プログラム(分析化学研究室)修士課程2年の山﨑実優さんが優秀発表賞を受賞しました。受賞演題は『ハイドロゲルを用いた三次元培養における三方向から独立に培地供給可能な培養法の開発』で、指導教員である佐藤記一教授との共同研究による成果です。
本研究は、新薬開発において動物実験に替わる非臨床試験に役立てることをめざして、マイクロ流体デバイス内部に毛細血管網を構築することを試みたものです。マイクロ流体デバイス内に充填したハイドロゲル中で血管内皮細胞を三次元的に培養するときに、ゲルに対して三方向から異なった培地を供給が可能なデバイスの構築と、それを用いた毛細血管網の構築に関する研究成果を発表しました。本研究成果は将来的に毛細血管網をもつ臓器モデルを構築するときに、より高性能なモデルを構築するために応用されることが期待されます。
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