受賞・成果等
博士前期課程1年中島未椰さんがDEIM学生プレゼンテーション賞を受賞しました
電子情報部門加藤研究室所属 博士前期課程1年中島未椰さんが、第15回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラムDEIM2023において登壇し、「LUVT非破壊探傷のためのデータ拡張」という題目の発表を行い、DEIM学生プレゼンテーション賞を受賞しました。
中島未椰さんの発表は、理工学府環境創生部門の斎藤隆泰准教授と情報学部加藤毅教授との共同プロジェクトの成果の一部でした。その研究プロジェクトは、レーザ超音波非破壊検査において自動判定を行うための新しいアルゴリズムを開発するというものでした。自動判定を高精度に行うには、訓練用データを増強する必要がありました。本研究では、シミュレーションデータを実データに近づける処理を施すことで、効果的に訓練用データを増加させることができることを実証しました。このワークショップで行った中島未椰さんの発表は高く評価され、学生プレゼンテーション賞に選ばれました。
DEIM2023は、データ工学と情報マネジメントに関する研究テーマの討論・意見交換を目的とした大規模なワークショップで、毎年開催されています。今年は408件発表がありました。その中で、学生プレゼンテーション賞に選ばれた発表は87件でした。