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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

知能機械創製理工学教育プログラム2年の栗山頌明君と須賀海成君(鈴木孝明研究室)が、日本機械学会 第11回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、若手優秀講演フェロー賞と若手優秀講演表彰を受賞しました。

 2020年10月26日~28日にオンライン開催された日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門主催第11回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、知能機械創製部門マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明研究室)所属の博士前期課程2年・栗山頌明君が若手優秀講演フェロー賞を、同研究室所属の博士前期課程2年・須賀海成君が若手優秀講演表彰を受賞しました。

 受賞対象となった2つの発表のうち、「2Dメカニカルメタマテリアル構造を有するダイヤフラム型振動発電デバイスの作製と評価(発表者:栗山 頌明、海野 陽平、塚本 拓野、市毛 亮、橋口 原、年吉 洋、鈴木孝明)」は、身の回りの微小環境振動をエネルギー源として、高効率に電力を取得する小型環境発電デバイスについての発表であり、もうひとつの「3Dリソグラフィを用いたクローズド染色体伸張解析チップの作製(発表者:須賀 海成、鈴木 孝明)」は、ヒト染色体向け遺伝子解析チップについての発表でした。
 栗山君が発表した振動発電デバイスは、身の回りのあらゆるものからセンサで情報を取得し、インターネット経由で情報通信するIoT(Internet of Things)社会の実現に向けて、無線化されたセンサの電源としての利用が期待されています。
 須賀君が発表した遺伝子解析チップは、チップを回転させて生じる遠心力を用いることで遺伝子解析に必要な一連操作を全てチップ上で行うことができるバイオマイクロチップです。操作が簡便かつ短時間で行えることから、がん診断やウイルス、細菌検査などの臨床応用が期待されます。

 これらの研究は、JST戦略的創造研究推進事業CREST「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」領域で採択された「MEMS振動発電を用いたパーペチュアル・エレクトロニクス」、日本学術振興会科学研究費・基盤研究(B)「20H02095」、挑戦的研究(開拓)「20K20626」等の助成を受けて得られた研究成果の一部です。

【マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明教授)の研究室HPはこちら】
https://mems.mst.st.gunma-u.ac.jp/


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