電子情報・数理教育プログラム博士前期課程1年の平井愛統君が、学業成績優秀および卒業研究の国際学会発表が評価されて、電気学会東京支部 電気学術奨励賞を受賞しました。平井君は2019年9月に3年半で学部を早期卒業し、卒業研究成果のいくつかの内容を下記の3つの国際学会で発表し2件の学会賞を受けています。
① 3rd International Conference on Technology and Social Science
⇒Best Paper Award
② 5th IEEE Taiwan and Japan Conference on Circuits and Systems
③ 13th IEEE International Conference on ASIC
⇒Excellent Student Paper Award
今回平井君が受賞した電気学術奨励賞は、毎年優秀な学業成績を修めた関東地区の大学の電気系学部卒業生に対し約50名程度に与えられる賞です。電気学会は、榎本武揚公を初代会長として1888年に設立され130年もの歴史を持ち、日本の近代科学技術の発展に大きく貢献しており、現在会員数約2万5千名のわが国有数の学会に発展しています。群馬大学でも横塚勉名誉教授をはじめとする諸先輩、現在の橋本誠司先生を群馬支所長とした関係者のご尽力により電気学会の活動に協力し、また同学会から様々なご支援をうけてきています。
今回の受賞を励みにして平井君の電気電子工学分野でのますますの研鑽を期待するとともに、電気学会の活動との連携を密にしながら本学のこの分野の研究教育のさらなるレベル向上を図っていきたいと考えています。
(文責:電子情報部門 教授 小林春夫)