群馬大学理工学部

知能機械創製理工学教育プログラム1年の柳田幸祐君(鈴木孝明研究室)が、電気学会第37回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおいて、奨励賞を受賞しました。

知能機械創製理工学教育プログラム1年の柳田幸祐君(鈴木孝明研究室)が、電気学会第37回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおいて、奨励賞を受賞しました。

 2020年10月26日~28日にオンライン開催された電気学会センサ・マイクロマシン部門 部門大会 第37回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおいて、知能機械創製部門マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明研究室)所属の博士前期課程1年・柳田幸祐君が、奨励賞を受賞しました。
 受賞対象となったのは、「3Dリソグラフィ法により作製した微細ピラミッドアレイを接触界面に有するトライボ発電デバイス(発表者:柳田幸祐、飯田泰基、本間浩章、橋口 原、年吉 洋、鈴木孝明)」という発表であり、身の回りの微小環境振動をエネルギー源として、高効率に電力を取得する小型環境発電デバイスについての発表でした。
 小学生の頃、プラスチックの下敷きを頭に擦りつけて髪の毛を立たせて遊んだことはありませんか?摩擦(トライボ)発電は、摩擦によって発生する電気エネルギーを利用する方法です。身の回りのあらゆるものからセンサで情報を取得し、インターネット経由で情報通信するIoT(Internet of Things)社会の実現に向けて、無線化されたセンサの電源としての利用が期待されています。
 研究の特徴は、3次元リソグラフィ法(特許第5458241号、US Patent 8871433)という紫外線を用いた光造形技術を用いて、“マイクロメートル(1マイクロメートルは100万分の1メートル)サイズの微細ピラミッド構造”を接触面に周期的に多数配列して摩擦すると、効率良く発電できるという点にあります。
 本研究は、JST戦略的創造研究推進事業CREST「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」領域で採択された「MEMS振動発電を用いたパーペチュアル・エレクトロニクス」(東京大学 年吉洋教授、静岡大学 橋口原教授、群馬大学 鈴木孝明教授)、日本学術振興会科学研究費・基盤研究(B)「20H02095」、群馬大学重点支援プロジェクト「発展型マルチマテリアル実装プラットフォームの構築」等の助成を受けて得られた研究成果の一部です。

【マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明教授)の研究室HPはこちら】
https://mems.mst.st.gunma-u.ac.jp/