群馬大学理工学部

環境創生プログラム修了生の塩原君が、第54回水環境学会年会にて年会優秀発表特別賞(クリタ特別賞)を受賞しました。

 環境創生理工学教育プログラム博士前期課程修了生で渡邉・窪田研究室の塩原大晟君が、年会優秀発表特別賞(クリタ特別賞)を受賞しました。
本賞は、新型コロナウィルス(COVID-2019)の感染拡大により開催が中止された第54回日本水環境学会年会(2020年3月16日~18日)の年会優秀発表賞(クリタ賞)に代わるものです。年会優秀発表賞の第1次審査通過者を対象として、更なる講演要旨原稿の審査を経て授与されるもので、第1次審査通過者52名の中から22名が受賞しました。

 塩原君の発表題目は、「メタンからの有価物合成と微生物燃料電池の発電プロセスとの統合」で、渡邉智秀教授および窪田恵一助教と協同で進められた研究の成果です。メタンガスを微生物の作用によってメタノールへと変換を行うとともに、変換されたメタノールの有効利用として微生物燃料電池の利用を試みた研究であり、メタンからメタノールへの変換に対する微生物培地の最適条件の検討や、微生物燃料電池のメタノール利用特性などを明らかにしました。利用が限定的であったメタンの新たな活用法への展開や、生成したメタノールの効率的利用にもつながるものです。

 中止により、ポスター発表や口頭発表の機会がなくなったのは残念ですが、日頃の真摯な取り組みが実を結んだうれしい結果といえます。