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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

「動くふるい」で特定の細胞をキャッチ!マイクロナノ工学研究室の内海さんらが優秀賞を受賞

2025年11月10日から12日にかけてライトキューブ宇都宮で開催された、日本機械学会 第16回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、マイクロナノ工学研究室の内海剣さん(博士前期課程2年)、髙田裕司助教、田中有弥准教授、鈴木孝明教授が「優秀講演論文表彰賞」を受賞しました。 受賞対象となった発表は、「サイズ選択的な細胞捕捉のためのメカニカルメタマテリアルを用いた動的マイクロアレイ」です。この研究では、血液などの様々なサイズの細胞が混ざった液体の中から、特定の大きさの細胞だけを傷つけずに取り出す「動くふるい」のような技術を開発しました。 ヒトの血液には多種多様な細胞が含まれていますが、その中から病気の診断に役立つ特定の細胞だけを正確に見つけ出すことは、現代医療の大きな課題です。研究チームは、半導体を作る精密な技術を応用し、基板上の小さな穴(孔)の大きさを自在に変えられる特殊な構造(メカニカルメタマテリアル)を設計しました。この仕組みにより、狙ったサイズの細胞だけを穴にぴったりとはめ込んでキャッチし、その後、構造をさらに変形させることで細胞を生きたまままとめて回収することに成功しました。 この技術が実用化されれば、血液中にわずかに含まれるがん細胞の早期発見や、高度な遺伝子検査などを、より手軽で正確に行えるようになると期待されます。 本研究は、JSPS科研費(JP23K26058)、JST大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラムJPMJSF2319、群馬大学重点支援プロジェクトG2等の支援を受けて実施されました。今回の受賞を励みに、研究グループでは今後も、マイクロ・ナノサイズの精密な「ものづくり」を通じて、次世代の医療を支える革新的な技術の社会実装を目指してまいります。

関連リンク

理工学部・マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明教授)の研究室HPはこちら
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