- 実施日
- 2025年8月9日(土)
- 実施者
- 技術院(理工学部)地域貢献委員会
- 連携・協力先
- 太田市PTA連合会家庭教育委員会
- 発足
- 2025年度から(今回が初めて)
- ポイント
- 親子で科学の不思議・おもしろさを体験できるイベント
概要
今回、太田市PTA連合会家庭教育委員会の担当者様より依頼を受けて、第2回家庭教育委員会に岡田賢二、荻野毅、鈴木務士の3名の技術職員が講師として参加しました。本教室では空気をテーマとし、前半に空気実験の実演(写真1枚目参照)をして、後半にホバークラフトの工作(写真2枚目参照)を行いました。
活動内容
2025年8月9日(土)9:30-11:30に綿打行政センター(太田市)で、児童・生徒54名、保護者42名を対象に空気実験およびホバークラフトの工作を行いました。児童・生徒の内訳としては、小学生44名、中学生8名、未就学児2名になります。未就学児については保護者同伴で参加者に兄弟姉妹がいる親子については参加を認めています。今回、前半の空気実験では、「一斗缶潰し(真空ポンプ使用)」「目覚まし時計(真空状態の音の伝わり方)」「空気砲」「ビーチボール・風船(力のつり合い)」「簡易有人ホバー」の5つを行いました。これらの題目は、実験の印象的な部分を切り取り任意で付けています。実験の内容はインパクトがあるものから、静寂に包まれるものもありましたが、いずれも参加者の反応を見ると好評であったと思います。また、後半の工作では、小学生から中学生と学年の幅が広かったため、難しくなりすぎないように手順一つ一つをスライドと資料で示して、進捗状況を確認しながら進めて実施しました。
開催報告
本教室の終了後に参加者(児童と保護者)と依頼者にアンケートを実施しました。参加者からは、内容の評価については「満足した」「面白かった」という声を多く頂きましたが、内容の難易度については「少し難しかった」「少し簡単だった」という意見のばらつきが見られました。また、依頼者回答のアンケートでは、内容の評価について「満足した」という結果が得られました。これらのアンケート結果から、概ね好評を頂けていることがわかりました。その一方で今回のように幅広い学年を対象とした内容を実施する場合にどの程度の水準に内容を調整すれば良いかを探る必要があることが今後の課題として顕在化しました。