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電子情報部門の栗田准教授が開発に携わっている「心房内設置型人工心臓」について、Texas Heart Institute(テキサス心臓研究所)からプレスリリースが行われました。
アメリカのTexas Heart Institute(テキサス心臓研究所:THI)は、テキサスメディアルセンター内にある、世界でもトップクラスの循環器系研究所です。現在、THIの研究員や栗田准教授を含むメンバーは、先進的な人工心臓の研究に取り組んでいます。この研究はアメリカ国立衛生研究所の研究補助金を受け実施されています。
栗田准教授が開発中の人工心臓は、経カテーテル手術での埋め込みが可能な、極めて侵襲性の低い人工心臓です。開胸手術が必要ないため、植込みの際に患者への負担を最小限におさえることができます。人工心臓が心臓の動きを助けることで、心不全の重症化を防いだり、心臓の機能を回復させる機能も期待できます。
この研究は5月13日にTHIよりプレスリリースされました。詳細はTHIのホームページをご覧ください。
⇒Texas Heart Institute のホームページへ(英語)

栗田准教授(左)と、開発中の人工心臓(右)