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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

環境創生理工学教育プログラム博士前期課程1年の佐々木柊人さんが第57回日本水環境学会年会で年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。

環境創生理工学教育プログラム博士前期課程1年で環境創生部門の渡邉・窪田研究室に所属している佐々木柊人さんが、2023315日~17日の期間で開催された第57回日本水環境学会年会において、年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。本賞は、口頭発表を行う博士前期課程(修士課程)在学の学生会員を対象として、講演要旨原稿の内容に基づいた一次審査を行ない、一次審査通過者は二次審査としてポスター発表を行ない、その後投票によって受賞者を決定します。今回は16名の学生が受賞しました。
  受賞対象となった佐々木さんの研究タイトルは「堆積物微生物燃料電池の適用が底質内の無機塩類に及ぼす影響の検討」です。本研究では、生物電気化学技術を用いた底質環境改善技術について、底質間隙水の水質変化よりその適用効果を長期間にわたり評価しました。また、本技術は底質内の無機物にも影響を及ぼしますが、放射光分析を用いて底質内の鉄の形態変化についても評価しています。これらの成果は、生物電気化学技術の底質改善効果が長期間作用することを明らかとしたものであり、実用化に向けた詳細な改善メカニズムを明らかにしていくための重要な知見となります。


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