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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

フォーカス位置をマイクロ秒で制御できる光学顕微鏡用高速3次元カメラモジュールを開発(プレスリリース)

 光学顕微鏡はフォーカスがあう範囲が狭いため、フォーカス位置を変更しながら複数の画像を撮影すると対象の3次元的な構造が計測できるようになります。しかし、遊泳する細胞や心臓の拍動のように高速な現象を観察したい場合は1/1000秒やそれよりもさらに短い時間でフォーカス位置を変更する必要がありますが、一般に利用されている光学顕微鏡でこのように高速なフォーカス位置制御を実現する原理はありませんでした。
 そこで奥研究室では、通常の光学顕微鏡で利用可能な、数マイクロ秒でフォーカス位置を変更できる高速3次元カメラモジュールを開発しました。
 本研究成果は、以下の分野に応用できます。
・生命科学や医療分野における顕微鏡計測、 顕微鏡下手術補助、血液検査・不妊治療の高速高精度化
・製造技術・FA・ロボット分野における製品の画像計測や検査の高速化・高精度化
 なお、本成果は学術論文誌IEEE Robotics and Automation Lettersの掲載が決定しており、近日中に掲載される予定です。

詳細はこちら(プレスリリースpdf)
奥研究室のHP


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