群馬大学理工学部

環境創生理工学教育プログラム博士前期課程2年の石黒明日海さんが、日本非破壊検査協会 2020年度秋季講演大会において新進賞を受賞しました。

 日本非破壊検査協会 2020年度秋季講演大会おいて、環境創生部門構造研究室(斎藤研究室)所属の石黒明日海さんが新進賞を受賞しました。
 石黒さんの発表タイトルは「時間反転法とトポロジー感度を用いた薄板表面欠陥の検出」であり、薄板材料の表面欠陥を対象に時間反転解析を行い、欠陥検出指標にトポロジー感度を用いることで、欠陥位置の推定を行ったものです。
 
 近年、社会基盤構造物の経年劣化が問題となっている上に、技術者の高齢化や人材不足が進行していることから、技術者の熟練度に頼った非破壊検査法ではなく、定量的な非破壊検査法の開発が望まれています。
 そこで、石黒さんは指導教官の斎藤隆泰准教授の指導の下、波動が分散性や多モード性を示し材料内部の波動伝搬が複雑化するため、欠陥検出が困難である薄板材料を解析対象とし、時間反転解析の欠陥検出指標にトポロジー感度を用いることで定量的な欠陥検出を可能にしました。

 今後は、得られたトポロジー感度から、最適化を行い、欠陥の形状について検討することや、先進材料である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の異方性材料に対しての適用も行う予定です。