- 実施日
- 2022/12/03
- 実施者
- 理工学系技術部
- 連携・協力先
- 沼田市教育委員会
- 発足
- 2014年より協力(2020年は新型コロナウイルスの影響により中止)
- ポイント
- Web会議サービスを利用してオンライン上で実施
概要
沼田市教育委員会が、『「探究心豊かな理科好き」の子ども達を増やし、科学のおもしろさや奥深さを一層感じてもらう』(募集案内より)ために主催している中学生向けのイベントです。理工学系技術部では、2014年よりイベントに協力をしています。
新型コロナウイルス流行前は工作や実験指導を行っていましたが、流行後の昨年度からオンライン上で実施可能なテーマとしてプログラミング講座を行っています。
活動内容
2022年12月3日(土)9:30-11:30に、Web会議サービスを利用してオンライン上で実施しました。受講生である沼田市の中学生には、各自のコンピュータを用いて、自宅からご参加いただきました。岡田賢二技術職員が講師となり、ブラウザ上で使用可能なプログラミング言語Scratch※を用いて、ゲームの作成指導を行いました。今回作成したゲームは、不規則な位置に数字を出現させて、その数字を順番にクリックし、すべて押し終わるまでのタイムを競うものです。講師による解説を聞きながら、受講生は一からゲームの作成に挑戦しました。
なお、講義を円滑に進めるために、事前の接続テストを2022年11月26日(土)10:30-11:30、13:30-14:30に行いました。また、本講義のサポート役を鈴木務士技術職員と荻野毅技術専門職員の2名が担当しました。
※Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.eduから自由に入手できます。
開催報告
ゲームの作成に、中学1年生2名、2年生3名、3年生8名の計13名が挑戦しました。
時間の都合により一部機能は省略したものの、多くの方が完成に至りました。
アンケート結果には「プログラミングの事は、あまり良く知らなかったけれど、本講座でわかるようになってきたので、本当に良かったです。」や「自分は、あまり複雑そうなものは苦手だったのですが、今回の講座では意味さえ理解してしまえば案外できるものなんだなと思いました。」等の感想があり、プログラミングの苦手克服に貢献できたと感じています。また、「プログラミングを知ると日常にある家電製品や電子機器がどんな仕組みで動いているのかを想像できて日々が楽しくなりそうです。」との感想もあり、生徒が実社会に興味を持つ一助になったと考えています。