ナローモビリティの地域導入に関する実証試験
- 実施日
- 2021年~
- 実施者
- (理工学部)板橋英之、天谷賢児、(情報学部)太田直哉、関 庸一、小竹裕人
- 連携・協力先
- 桐生市、群馬大学工業会桐生支部、2015年からの生活交通をつくる会、きりゅう市民活動推進ネットワーク、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターほか
- 発足
- 2021年~
- ポイント
- ナローモビリティと呼ばれる超小型EVの地域導入に関する実証試験を、様々な地域団体と協力して桐生市内で実施しています。
概要
・2021年度に群馬大学と桐生市が文部科学省のDESIGN-i事業「次世代モビリティの導入による持続可能な地方都市モデルの構築」に採択され、ナローモビリティと呼ばれる超小型EVの社会実験を行いました。
・事業期間後も実験を継続しており、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターが所有する超小型EVの地域内での走行試験を行っています。これによる消費電力やCO2削減効果の測定、地域内での活用方法の検証などを行っています。
群馬大学 研究・産学連携推進機構 次世代モビリティ社会実装研究センター:https://crants.opric.gunma-u.ac.jp/
活動内容
・2021年度のDESIGN-i事業において、様々なナローモビリティの導入試験を行いました。またご高齢の方に体験乗車して頂き、ナローモビリティの地域導入の可能性を検証しました。
・群馬大学工業会桐生支部、2015年からの生活交通をつくる会、きりゅう市民活動推進ネットワークなど地域の市民団体の皆様と協働して、継続的な走行データを取得しています。
・将来的には高性能なADAS機能を搭載したナローモビリティの開発を行ってゆこうと考えています。
開催報告
・2021年度のDESIGN-i事業において、様々な検証データが得られました。
・ナローモビリティの利用を通して、従来のガソリン自動車からの乗り換えがどの程度可能かに関する実証データが得られつつあります。また、これに伴うCO2削減効果のデータも蓄積されてきました。
・ナローモビリティの地域導入に関する様々な課題が整理されてきました。