- 実施者
- 金井昌信(大学院理工学府 物質・環境部門) 及び 技術院(理工学部)
- 連携・協力先
- 沼田市教育委員会
- 発足
- 2014年
- ポイント
- 防災教育を交えた理科教育
概要
本講座は、沼田市教育委員会が主催し、2014年から技術院(旧理工学系技術部)が協力して実施しています。今回は、物質・環境部門土木環境プログラムの金井昌信教授の全面協力を得て、「自然災害と地域のかかわりを学ぶ ~マイ・タイムラインをつくろう~」を実施しました。実際にマイ・タイムラインを作成することでその手法を学習します。
講師として金井昌信教授、支援スタッフとして技術院(理工学部)から、池田正志、岡田賢二、鈴木務士、中川幸代、西脇拓哉、星野由紀の6名の技術職員が派遣されました。
活動内容
12月7日(日)9:30~12:00に、テラス沼田1階多目的スペースで本講座を開講しました。本講座に31名の申し込みがありましたが、当日はインフルエンザ等の理由による欠席があり、25名の参加となりました。一班4~5名編成で合計6班に対し、技術職員を1名ずつ配置して、グループワークを行いました。
実施内容のマイ・タイムラインは、風水害が発生した時点を0時間として3~5日間前まで遡り、一人ひとりがとるべき防災行動をまとめた計画表のことです。今回は、前半に防災教育と土木(地学)の知識を学習し、後半に風水害の防災についてさらに理解を深めてから受講生各自の生活環境に合わせたマイ・タイムラインを作成しました。マイ・タイムラインを作成するツールとして沼田市の防災マップ(ハザードマップ)を使用し、避難場所の確認と各自の住宅がどのような災害リスクがあるかを確認しました。
開催報告
本講座を通して、受講生は防災とその関連する土木(地学)の知識を学び、目標であったマイ・タイムラインの作成手法を学習することができました。本講座の節目で、数分間で考えられるクイズを出題したり、課題を与えたりしましたが、受講生同士がグループで積極的に話し合う姿が見られました。各自・各班で解答を導き出していましたが、講師からの解答と説明を改めて聴くと、受講生の多くが頷く様子も見られました。最後に講師から作成したマイ・タイムラインについて、「非常持出品」、「同居家族(ペットを含む)」、「逃げ遅れた場合」の3つの事が考えの中から抜け落ちていないかの確認があり、本講座終了後に帰宅してから家族と一緒に再度マイ・タイムラインを作成することで完成することとしました。
本講座を終えて、受講生から「防災について知っているつもりだったけど講義を聴いて勘違いをしていたことに気づいた」や「家族と一緒にマイ・タイムラインを作って学んだことを伝えたい」という感想を頂き、その姿を見て本講座を受講する前よりも防災に対する意識に変化があったことが窺えました。


