第12回 一日体験理工学教室 機械の学校(ハイブリッド)
- 実施日
- 2023年 7 月 17 日(月)
- 実施者
- 機械の学校 幹事 小林 竜也(知能機械創製部門 助教)
- 連携・協力先
- 一般社団法人日本機械学会関東支部 (群馬ブロック)
- ポイント
- 機械工学、材料工学、制御工学、電子工学、情報工学の面白さを体験できる高校生向けの科学体験イベント
概要
- 機械の学校は、群馬大学の施設および実験装置を使用し、機械工学、材料工学、制御工学、電子工学、情報工学の奥深さや面白さを高校生に体感してもらうイベントです。
- 対面およびオンラインを通じて、大学教員および企業人による実践的な研究体験を提供するとともに、理工学の魅力を高校生に伝えることによって、彼らが技術者・研究者を志望するきっかけを作ることを目指しています。
活動内容
- 開催日は2023年7月17日(月)、開催場所は群馬大学理工学部桐生キャンパスおよびオンラインであり、高校生は対面またはオンラインで参加しました。
- 6時間の一日コースと3時間の半日コース(午前・午後)を設定し、計18テーマの講座が開講されました。開講したテーマは以下の通りです。
(1)金属を溶かしてものづくり体験
(2)分析装置をつかってみよう!
(3)アンテナで電波を操ってみよう、
(4)未来の自動運転車の交通システムをシミュレーションしてみよう!
(5)鋳造体験・金属を溶かして物作り、
(6)超電導浮上を体験してみよう。
(7)かる~い金属を作ってみよう!
(8)3DCADでモデリングをやってみよう
(9)次世代自動車のCO2シミュレーションをやってみよう!
(10)画像処理による人の動きの検出
(11)エクセルで簡単シミュレーション
(12)デジタル時計の回路を作ろう
(13)コンピューター解体新書
(14)見えない流れを光で見よう!
(15)機械の振動(ゆれ)をてなづけよう!
(16)金属材料の強度コントロール
(17)マスクの驚きの性能知ってます?
(18)ロボット工房!
開催報告
- 今年度の参加者数は175名であり、12年間で過去最大の参加者数でした。
- 機械の学校実施後に行ったアンケート調査結果より、96%の参加者が「非常に満足」あるいは「やや満足」という高い評価を得ました。
- アンケートの自由回答欄では、「自分と教授と学生との距離が近くとても分かりやかったです」、「先生方の教え方が丁寧で良かったです」、「大学のことだけでなく私達のためになることを教えてくださったことが良かった」、「大学生が優しく教えてくれたのでとてもよかったです!」「たくさん聞けて良かった。質問を全部答えてくれたので良かった」といった内容で、教員や大学生との距離の近さや、質問に対する丁寧な回答がとても好評でした。さらに、「実験が多く、また、専門的な機械を見たり、その解説を聞いたりと、貴重な経験ができて楽しかったです。説明も分かりやすくしていただいたのでとても良かったです」、「実験に参加できて良かった」、「実践的な授業で面白かった」という感想もあり、理工学の魅力が伝わり、高校生の関心が深まったことがうかがえました。