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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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社会連携・地域貢献活動

令和8年度 たてばやし向井千秋記念子ども科学館科学クラブ発展コース
実施日
2026年10月10日(土)14:00~16:00
実施者
技術院
連携・協力先
館林市教育委員会事務局たてばやし向井千秋記念子ども科学館
物質・環境部門土木環境プログラム金井昌信教授
発足
2014年
ポイント
防災×科学の内容

概要

2026年10月10日(土)14:00~16:00に、たてばやし向井千秋記念子ども科学館で、科学クラブ発展コース「オリジナル非常用トイレをつくろう」を実施しました。技術院からは、岡田賢二、荻野毅、近藤良夫、鈴木務士、西脇拓哉の計5名を派遣しました。今回は、「防災×科学」をテーマとしており、防災教育のパートについては、本学の物質・環境部門土木環境プログラムの金井昌信教授に監修いただいた内容を実施しました(1枚目参照)。災害によって避難所での生活を余儀なくされる場合があり、その際に直面する問題の一つとして、トイレの問題が挙げられます。そこで、今回は避難や避難所生活に焦点を当てた防災教育を行うとともに、防災用品である非常用トイレの科学的な仕組みについて学習する内容としました。工作や実験は、当部署の強みを生かせる分野であることから、科学教育のパートを担当しました。今回の講座に向けて試行錯誤を重ね、新たな実験内容を製作しました。

活動内容

本講座には19名の中学生が参加し、6班に分かれて実験を行いました。まず、冒頭の20分間で防災教育を行い、その後、非常用トイレに関する実験に取り組みました。今回は、尿に含まれる化学物質を水に溶かして調製した模擬尿を使用しました。高吸水性ポリマーの質量を変え、各班で2条件のポリマーをそれぞれビーカーに量り取り、模擬尿を注いで吸水による変化を観察しました。また、架橋構造を持つポリマーと架橋していないポリマーの比較も行いました。高吸水性ポリマーの働きや仕組みについて、講義と実験を通して理解を深めました(写真2枚目、3枚目参照)。最後に、各班で観察した結果を発表し、グラフを作成することで、今回使用した模擬尿の量に適した高吸水性ポリマーの質量を導き出しました。

開催報告

今回、新たな内容を初めて実施したこともあり、準備や進行が円滑に進まないなど、改善すべき点も見つかりました。そのため、次回の実施に向けて、すでに内容の見直しと改良を進めています。実験結果については、高吸水性ポリマーの質量の増加に伴って吸水が進み、その変化をグラフ上で明瞭な曲線として確認することができました。また、各班では参加者同士が協力して実験に取り組む姿が見られました。一方で、今回は内容をやや詰め込みすぎた面もあったため、次回は内容や時間配分を見直し、より円滑な講座運営を目指したいと考えています。依頼者からいただいた実施後のアンケート結果では、「満足した」との回答が得られており、初めての試みとして一定の成果を得ることができたと考えています。

防災教育(クイズ)をしている様子
ろ紙の折り方を指導している様子
実験をしている様子

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