群馬大学理工学部

2020年3月博士後期課程修了生 藤本謙太郎氏(ピーエス三菱)が、第29回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウムで優秀講演賞を受賞しました。

 環境創生理工学科 コンクリート工学研究室 博士後期課程修了生(2020年3月修了)の藤本謙太郎氏が、第29回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウムで優秀講演賞を受賞しました。このシンポジウムでは、プレストレストコンクリート技術に関する研究・実務に関する約169件の論文・報告の発表がなされました。
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論文名:導入プレストレス量が PC 梁の爆裂挙動と火災後の耐荷性能に与える影響

概要:藤本氏の論文は、博士後期課程在籍中に実施した研究内容です。プレストレストコンクリート(以下、PCと略)構造は鉄筋コンクリート(以下、RCと略)構造と同様にコンクリートと鋼材からなる構造で、一般にRC構造同様に耐火構造であると考えられています。そのため、PC構造の耐火性に関する研究はRC構造に比べてあまり多くはありません。しかし、PC構造物はプレストレスによる拘束応力下のコンクリート構造という特異な点を有しており、火災時の挙動はRC構造と異なります。このことから、PC構造物の耐火性に関しても検討を進めて行くことは重要です。そこで藤本氏は、導入プレストレスの減少過程をはじめ、導入プレストレスが爆裂に与える影響を把握することを目的として、導入プレストレス量が異なるPC梁試験体の加熱試験を実施しました。また、導入プレストレス量が火災時のPC部材の爆裂挙動や火災後の耐荷性に与える影響について検討を行ったものです。