教育ポリシー
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) ~このような人を求めています~
人材育成の目標
創造的な探究心を実践力に結びつける教育の展開,及び柔軟で質の高い修学支援を基に,自然科学の基礎知識に立脚し,物質の構成原理・物性の解明,新規反応の開発,新規機能材料の創製,生命現象に関わる生理活性物質の機能解明等の諸課題に意欲的・創造的に取り組み,かつ幅広い国際的視野を備え,人間の尊厳に立脚して社会で広く活躍できる人材の育成
入学者に求める能力・資質
本学科の人材育成,教育の目標に賛同し,本学の教職員と共に学術研究の成果を地域に還元し,豊かな社会の創造に貢献していく意欲にあふれ,以下の能力・意欲を持つ人を求めています。
- 高等学校の教育課程,特に自然科学分野について,大学教育を受けるにふさわしい総合的理解がある人
- 理工学,中でも化学,生物学分野に対して強い探究心を持っている人
- 主体的に学ぶ姿勢と,論理的で柔軟な思考能力を持っている人
- 知的好奇心が旺盛で,新しい課題に積極的に取り組む意欲がある人
入学に際し必要な基礎学力
数学では,数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(あるいは同等の科目),理科では,物理(物理基礎を含む。),化学(化学基礎を含む。),生物(生物基礎を含む。)(あるいは同等の科目)のうち二つ以上及び英語を履修していることが望ましい。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) ~このような教育を行います~
教育の目標
我が国の社会を支える研究者・技術者としての倫理観を身に付け,自然科学の基礎知識に立脚し,物質の構成原理・物性の解明,新規反応の開発,新規機能材料の創製,生命現象に関わる生理活性物質の機能解明等について基礎から応用までを学ぶ教育を展開する。
教育課程の構成
- 初年次を中心に編成された,人文・社会科学,自然科学,外国語科目等の教養教育,また,専門教育への円滑な移行のための専門基礎教育により,研究者・技術者としての基礎的素養を身に付ける教育を展開する。
- 上記1を基盤として,学科の教育目標を達成するための専門教育をカリキュラムマップに則って系統的に行う。学んだ知識を実際の場面で応用できる技術・方法の修得のため,実験・演習を重視し,専門分野での実践力を養う。
- また,社会的自立に必要なスキルの修得のための科目も提供する。
教育内容・方法
- 学生の主体的・能動的な参加に基づいた講義・演習・実験の各科目
- シラバスに詳述された,カリキュラムを構成する授業科目の目標・内容・教育方法・評価方法等に基づいた授業の展開
- シラバス記載の目標の達成に向けた,授業外の自己学習(予習・復習)の督励
- 教務システム等を利用したポートフォリオ等の記録作成を通しての,自己学習の充実
学修成果の評価
学修成果の評価は,各科目についてはシラバス記載の成績(達成度)評価基準に基づいて行い,学則に従いS,A,B,C,Dの5段階での判定とこれを基にしたGPAの決定を行う。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) ~このような人材を育てます~
学位授与の条件,達成度・能力評価の基準
- 所定の年限在籍し,かつ学科の定める単位を修得した者
- 人間社会・自然環境と調和した科学・技術の発展に主体的に貢献しようとする意欲を持つ者
- 職業人,技術者,研究者としての倫理観を持つ者
学習成果の目標
自然科学に加え,化学に対する総合的な知識・理論の基礎を理解し,物質の構成原理と物性の解明,新規反応の開発に基づく機能材料の創製,及び生命現象に関わる生理活性物質の機能解明等に関する基礎・専門的知識と実践的応用能力を身に付けていること。
具体的には,
- 自然科学の基礎となる数学,物理学,化学,生物学などについて,その基礎を修得していること。
- 物質(有機・無機・高分子・生体物質等)の性質,構造,反応,機能,合成等及び生物の構造・機能についての基礎的・専門的知識と実践的応用能力を修得していること。
- 化学技術者としての基礎技術,理工学技術者としての基礎知識を修得していること。
- 国際コミュニケーションスキルの基本を修得していること。
- 社会的自立に必要な就業力,社会生活の基礎となる教養と汎用性スキルを修得していること。