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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

卒業生へのメッセージ(大学院理工学府長・理工学部長 石間 経章)

いずれ咲き誇る皆さんへ

 2026年3月をもって卒業する皆さん、修了する皆さん、学位を取得する皆さん、誠におめでとうございます。本年度には、大変喜ばしい大きなお知らせをいただきました。博士の学位を取得する松原希宝(まつばら きほ)さんが、日本学術振興会育志賞を受賞されました。この賞は2009年、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、上皇陛下から御下賜金を日本学術振興会に賜り、2010年度に創設されたものです。全国すべての分野から、187名の推薦があり、そのなかから19名の受賞者が選ばれました。このお知らせは大学としても大変栄誉なもので、群馬大学の研究レベルがとても高いことの証明にもなっています。松原さん、おめでとうございます。
 さて、話は変わります。昨年のしだれ桜に教わりました。一昨年度、池の周りの大事にしているしだれ桜の枝をもらって、多くの接ぎ木をしました。その結果、桐生キャンパス内の多くの場所に小さなしだれ桜を植えることとなりました。昨年の春、小さいながらも花を咲かすのだろうかと楽しみにしていましたが、結局3号館前のちょっと変わったしだれ桜に花が1~2輪ついた程度で、他は全く咲く気配もありませんでした。しかし、池の周りのしだれ桜が終わり、緑の葉をつけるころ、同時にその小さなしだれ桜も葉をつけて、その後ぐんぐんと成長しました。残念ながらすべてが根付いたわけではないようですが、今年はきっと花を咲かせてくれると思っています。しだれ桜に教わったことは、彼ら(彼女ら)はまずはその場で根付くことが優先されて、花は咲かせなかった、ことです。花を咲かせることは、植物にとってとてもエネルギーのいることであると、改めて認識しました。おそらく人間も同様でしょう。皆さんは春から新しい立場になります。社会に出る人だけではありません。大学を卒業して大学院に行く人も当然今までとは違う立場となります。まずは与えられた環境で、しっかり根を張りましょう。花を咲かせることは、しばらく我慢。我慢した期間が長ければ、その分大きな花を咲かせましょう。就職先、進学先で経験するすべてのことを糧にして、自分を成長させていきましょう。なにも自ら別の場所に学びに行く必要はありません。就職先での仕事、進学先での勉強や研究、毎日真剣に取り組めばそれらはすべて自分の成長につながるはずです。数年後、大きく成長した姿をぜひ私たちに見せに来てください。そんな日を来るのを楽しみに、私たちはいつでも待っています。


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