見学対応研究室一覧
見えないものを見る、硬さを診るー超音波イメージング
准教授 江田 廉
近年、携帯型エコーも登場する等の進化を続ける超音波診断装置について、身近なものを撮像しながら原理について解説する。さらに最新の研究トピックである組織硬さ診断について、実演を交えて紹介する。
核融合は未来のエネルギー源です。核融合反応を起こすための超高温・高密度プラズマの理論・シミュレーション研究を紹介します。また、生活の質を向上するための室内における花粉症対策研究も紹介します。
X線を使ったエネルギーデバイスの非破壊計測法の開発を行っています。研究室見学を通して研究の成果や実際に使用している装置を紹介します。
パソコンやスマホ、家電に入っているLSIの仕組みや、どのように設計するか、どんな工夫がされているかを紹介します。
関東地方のFM放送波や遠方の放送局からの中波放送を桐生で長期間受信して電波の変動を解析することで、地震の前触れと思われる電波の変動を地震予知につなげる研究に挑戦しています。
当研究室では、微細加工技術を用いて体外受精卵クオリティ評価を目指したカンチレバ型バイオセンサ、ウイルスや抗体等の微量生体分子を検出する高感度Siナノワイヤ型バイオセンサ等の研究開発を進めています。
地域社会の安全・安心を高めるため、当研究室で行っている「自由外出マスク:ロックダウンに代わる感染症対策」と「e自警ネットワーク:地域の安全とプライバシーの両立」について紹介します。
切削・研削・研磨といった、ものづくりの基礎となる加工技術に対して、現象解明および新技術の実用化を目指しています。研究の手法や実験装置、そして我々の研究がどのように社会に貢献するかを紹介します。
水を高速に搬送させると水は「蒸発」します。これをキャビテーションと呼びます。回流水槽を用いてキャビテーションを見ましょう。
プレストレストコンクリート(PC)はインフラに必要な構造形式の一つです。本研究室ではPC構造物の高温作用による損傷について研究しています。見学では、PC版に乗ってみたり、コンクリートの壊れ方を観察してもらいます。
私達は日常の生活において様々なゴミを捨てています。これをただ処分するのではなくて、もう一度資源に生まれ変わらせるための技術開発を行っています。
我々は、カーボンニュートラルの実現に向けて、液体の電解質を使用しない新しい二次電池(蓄電池)として注目されている全固体電池の材料探索を経て、全固体電池の作製と電池性能の評価解析に取り組んでいます。
我々の研究室では、地球温暖化の要因の一つであるCO2の排出量削減に貢献が期待されるCO2分離回収・有効利用技術に関する研究に取り組んでいます。当日は材料や試験装置を見学しつつ、研究内容をご紹介します。
当研究室では高分子(ポリマー)を並べることで、環境に優しい手法で高性能なフィルムや繊維を作る研究を行っています。当研究室の研究成果を使って、実際に、医療機器や高強度釣り糸などが開発されています。
2050年カーボンニュートラル達成に向け、先端半導体から電動自動車まで様々な製品に展開される微細接合技術について紹介します。材料の組織をナノ・ミクロレベルで制御して、新材料の開発に取り組んでいます。
我々は、目に見えない非常に小さな孔(細孔)が空いたカーボン材料:活性炭を研究しています。活性炭の電気を蓄える能力を利用して、電池やキャパシタ(コンデンサ)などの蓄電デバイスの開発を進めています。
食品に含まれる化合物が新しい薬になるかどうかを調べています。食用海藻から単離した化合物が2023年に動物用医薬品製造販売承認を取得し、ヒトへの応用を目指しています。これらの内容について紹介します。
健康寿命の延伸を目指して、病気の予防や健康増進が期待される食品成分について紹介します。あわせて、実際に製品化されている機能性食品についても紹介します。
プラスチックごみ問題の解決策として注目されている生分解性プラスチックの生分解メカニズムや、分解開始時期・スピードが制御された新たな生分解性プラスチック開発など、研究の最先端を紹介します。
人工細胞膜のリポソームは、コロナワクチンや化粧品に使われています。私の研究室では、化学・生物を基にし、様々な生体分子をリポソームに組込み、外部環境に応答する知性を持った人工細胞の創成を目指しています。
ケミカルバイオロジーは、化学を駆使して生物を理解する学問です。私たちの研究室では、ペプチドやタンパク質を自在に操って、生物機能の理解や、疾患関連タンパク質に作用する化合物の創製を目指しています。
細胞内にある核やミトコンドリアなどの分布を、顕微鏡を使って見えるようにできる分子や、周辺の酸素濃度によって光かたが変化する分子について紹介し、その場で皆さんにそれらの分子の発光現象を見て頂きます。
私たちの研究室では、希少疾患や神経に作用する糖分子を合成しています。群馬大学の糖鎖合成研究は世界的にも高く評価されています。糖鎖を実際に合成する実験室や分析装置を見ながら体ではたらく糖について紹介します。
フッ素をもつ有機化合物は、医薬・農薬・材料などの幅広い分野で役に立っています。私たちの研究室では、フッ素をもつ有機化合物を効率よく合成できるような新しい反応を開発しています。
半導体は光エネルギーを電気エネルギーに、または逆に電気エネルギーを光エネルギーに変換することができる材料です。半導体と光との関係について、実験で使用している装置と共に紹介します。
VR/AR技術、IoTデバイスなどを実際に体験できるデモを行い、豊かな生活を支える情報通信技術の面白さを紹介します。
柔軟で軽量という特徴を有する有機半導体が世界中で注目を集めています。その代表的な応用先である有機EL素子(有機発光ダイオード)や、極性有機半導体分子を使った発電デバイスに関する研究を紹介します。
電波を使っドップラレーダ技術について紹介します。応用としてコンクリート内の鉄筋の腐食を探査する世界初の装置についてもデモします。
私たちは機械力学分野の研究室として「振動」をテーマに、人の暮らしをより快適にすることを目指し、様々な振動現象に関する研究を行っています。当日は当研究室の学生と教員で、現在取り組んでいる研究を紹介いたします。
半導体や自動車の製造プロセスで活用されている洗浄技術を中心に、様々な産業の中で活用されている流体力学について、研究室見学を通して紹介します。
研究:水に浮くほど軽いメタルフォームの作製方法について実験装置をお見せしながら紹介します。
教育:当研究室で材料力学をテーマとして行っている実技教育について紹介します。
主に植物バイオマスやアンモニアなどカーボンニュートラルに貢献できる燃料の燃焼特性についての実験的研究や、それらの燃料の燃焼から水素を製造するシステムの開発に関わる研究を紹介します。
高性能な機械の開発に必要な科学技術の基礎研究として、材料と流体の原子レベルのシミュレーションとプログラミングを行なっています。研究方法の簡単な説明とコンピュータグラフィックスの動画を紹介します。
ハザードマップ、小中学校の防災教育、地域防災などに関する実践的研究(モデル地域で研究成果を社会実装した結果)を紹介します。
生活排水の処理や湖沼・港湾等の水環境の浄化と同時に発電(つまり、汚れを直接電気に変える)が可能な次世代の環境浄化技術の開発研究について、実験装置等を実際に見て・触れてもらいながら紹介します。
新規な有機ケイ素化合物の合成とその機能性材料への応用、および、ケイ素、硫黄、リンなどを含む新規有機配位子を有する遷移金属錯体の合成とその有機合成触媒への応用に関する研究について紹介する。
当研究室では排気ガスや水の浄化など環境浄化に関連する触媒材料の研究を行っています。見学会では新規な触媒材料の作製や性能評価に用いる実験装置について説明し、現在、取り組んでいる研究を紹介します。
絶縁体の印象が強いプラスチック(高分子)ですが、電気を流す伝導性の種類もあり、画面の有機ELなどに利用されています。その伝導性プラスチックを使ったデバイスの作製や、測定方法を紹介します。
燃料電池、触媒、スマートウィンドウなど、機能性無機材料が活躍するエネルギー・環境デバイスに関する研究内容について紹介します。当日はスマートウィンドウに関する簡単な実験を見学して頂く予定です。
当研究室では、水素エネルギー社会を目指し、その基盤を担う材料をカーボンで実現することに力を入れています。本見学ではカーボンの合成、分析設備の紹介と機能性カーボンの紹介をします。
板橋・樋山研で開発している木質バイオマスを使っグッド米と化粧品について紹介します。生物発光は医学・薬学・環境の分野で役立っています。そこで、ホタル生物発光の基礎研究とその応用について紹介します。
⾷品分野では、「⾆触り」、「⻭ごたえ」のような⾷感が、美味しさに影響を及ぼすと考えられています。⾷品ゲル(コンニャクなど)のテクスチャー評価に関する研究を紹介します。
機能未知の遺伝子の中には,創薬や医療に役立つ遺伝子(蛋白質)がまだ手つかずで眠っていることを考えると,この研究は「宝探し」をしているといってもよいでしょう。一緒に遺伝子の「宝探し」をしてみませんか。
生体内におけるさまざまな機能を担うタンパク質、特に生体膜上で働く膜タンパク質は創薬の観点からも特に重要です。レーザーを始めとする特色ある光計測を用いた、膜タンパク質に関する研究の一端を紹介します。
CO2から太陽電池が作れるってご存知ですか?現在、地球温暖化を引き起こしているCO2の削減に向けて、当研究室が世界で初めて開発に成功したCO2利用型太陽電池について紹介します。
マイクロデバイスの中にヒトの臓器の細胞を培養することで、マイクロ臓器モデルを開発しています。これを用いることで、将来的に動物実験に代わる薬の評価法を開発することを目指しています。