【知能機械創製理工学領域】博士後期課程(博士課程)修了者紹介

彭 博 Hou Bo

- 2009年 6 月
- 大連理工大学ソフトウェア工程 卒業
- 2012年 4 月
- 群馬大学大学院生産システム専攻博士前期課程(修士) 入学
- 2014年 3 月
- 群馬大学大学院生産システム専攻博士前期課程(修士) 卒業
- 2014年 4 月
- 群馬大学理工学府知能機械創製理工学博士後期課程(博士) 入学
- 2018年 3 月
- 群馬大学理工学府知能機械創製理工学博士後期課程(博士) 卒業
- 2018年 4 月
- 沖電気工業株式会社 入社
博士課程への進学理由を教えてください
私は、小さい頃から好奇心が旺盛で、研究したい気持ちが強く、博士課程への進学をかなり早い段階から考えていました。修士課程では研究を面白く感じることができて、そのまま迷わず博士課程の進学を決めました。博士課程の進学はキャリアの点でもよいと思い、将来、専門知識を身に着けて、製品開発に活かしていくことを考えていました。また、大学の教育職に就く場合にも、博士の学位が必要になることも意識していました。
博士課程生活をどのように送っていましたか?
指導教員の先生とディスカッションをしながら、研究を進める日々でしたが、研究室の行事にも積極的に参加していました。オープンキャンパスでの説明や高校訪問、そして、研究室対抗のスポーツ大会の参加など、充実した大学生活を送っていました。研究で覚えているのは、学会発表の準備が大変だったことです。発表の機会にも恵まれ、中国の大連市、韓国の江原道での国際会議、そして国内で開催された学会にも参加しました。海外の学会では、様々な国の学生たちと交流できたことが、いい思い出になっています。
修了後の進路と目指した理由を教えてください
就職では、大学院で行った研究の専門知識を活かすことができる仕事を選びました。私は、画像を扱っている企業を希望し、入社当時はプリンタ事業部に配属されました。現在は、さらに新しい部署に異動となり,AIを活用した製品のチェックシステムに従事していて、学生時代に習得した画像処理の知識が大変役立っています。
後輩へのメッセージをお願いします!
大学院進学か、就職かで迷っている場合には、ぜひ大学院に進学することをお勧めします。大学院時代に身に付けたことは、専門分野が異なっていても必ず役に立ちます。またチャンスがあれば、思いきって博士の学位取得にチャレンジして欲しく思います。私は博士課程に進学したおかげで、専門知識を深く習得することができ、それが今に活かされています。