【電子情報・数理領域】博士後期課程(博士課程)修了者紹介

片山 翔吾 Katayama Shogo

- 2019年 3 月
- 群馬大学理工学部 電子情報理工学科(電気電子コース)卒業
- 2020年 9 月
- 群馬大学理工学府 電子情報・数理教育プログラム修了
- 2023年 3 月
- 群馬大学理工学府 電子情報・数理領域修了 博士(理工学)
- 2023年 4 月
- 菊水ホールディングス入社 以降、菊水電子工業にて計測器および、計測応用システムの研究・開発に従事。
博士課程への進学理由を教えてください
修士課程進学の時点では、ストレートで博士課程に進学することは考えていませんでした。しかし、多くの方が修士まで進学する理工系の道を志す上で、差別化のひとつの手段として、将来の博士号取得が頭の中にありました。修士課程の後半で「さらに研究を深めたい」、「博士課程進学が今でもよいのでは」と考え進学を決めました。
博士課程生活をどのように送っていましたか?
自身の研究テーマに取り組むとともに、研究室の運営や学部・修士の講義サポートを行っていました。理工学府RA(リサーチアシスタント)や産学連携RA、グンマ創発的博士人財インダクションプログラム:GIPなどの支援をいただき、集中して博士課程の生活を送ることができました。
修了後の進路と目指した理由を教えてください
電源装置および計測器を製造・販売する菊水電子工業で、計測器および計測応用システムの研究開発を行っています。研究の内容が産業応用寄りであったことから、当初より修了後の進路として民間企業への就職を目指していました。
後輩へのメッセージをお願いします!
現代においても、多くの日本企業では博士号が必要となることは多くありません。しかし、博士課程で養う課題解決力をはじめとするスキルは、専門分野に対する知識・研究能力以上に多くの場面で強力な武器となります。