理工学部・学府の学生の皆さんへ、後期が始まるにあたって(2020年9月23日)
理工学部長の 関庸一 です。
学生の皆さんは、新型コロナウイルス感染拡大のため不安な日々を過ごされていると思います。
新型コロナウイルス感染症は無症状や軽症の感染者が多数いるとみられることから、大学での感染拡大を防ぐためには、どうしても無症状の人に対しても接触を制限するしか方法がありません。そのため、本学では、10月からの後期学期も、講義は遠隔授業が継続されます。
PCの性能やネット環境に問題がある場合は相談してください。一方で、実験・演習については、三密を避けるための人数制限などはありますが、学科ごと、逐次、実施されてきていると思います。
皆さんは、ZOOMでの遠隔授業には慣れたでしょうか。前期授業では教員も手探りの授業をしていたと思います。実のある授業のために、学科の教務委員に改善点などを寄せてもらえればと思います。
9/25に「学生と教員によるオンライン座談会」がありますので、出席して意見を述べると全学に反映されます。
また、皆さんがキャンパスで大学生の日常を回復できるよう、登校しての安全な授業がどうすれば可能となるのかについて、現在、検討を進めているところです。早い時期に登校しての学びを再開できるように、検討を進めたいと思います。
全学的に、キャンパスでの教育・研究は三密を避けるように制限した形が継続されます。この制限は、情勢に合わせて見直していきますが、さしあたり、たとえば、キャンパスへの登校は、実験演習・研究等で必要性がある場合や、大学施設、事務などへの用事のある場合のみです。
大学の図書館は、受講する授業の参考書などを閲覧するために必要なので、人数制限のため事前予約者(取得については、図書館のホームページ ・ 来館事前予約サイト)を優先して、利用が可能です。
理工学府の研究室での教育・研究活動も、研究室の指導教員の許可により登校可能とします。ただし、ゼミなど遠隔システムでできる内容については、できるだけ直接の対面を避けてZOOMなどによる実施となります。
学生は、以下に注意して勉学をするようにしてください。
- 学外では感染を避ける生活を行う。
- 感染を学内に持ち込まない。
- 学内では、感染を避ける活動とする。学内で友人と会うとどうしても気分が高揚してしまいます。学内では特に意識して落ち着いて行動してください(大声で話す、ふざけあうなど無いように)。
詳細は理工学部感染防止策
1~3年生用(PDF)
4年生、大学院生用(PDF)
を参照ください。
アパートなどで孤立した生活を余儀なくされている場合も多いと思います。教育上の困りごとについては学科教員が対応しますし、先輩学生による学習支援(申込は教務システムを参照ください)も開設されています。その他、困ったことや悩んでいることがあれば各種の学生用相談窓口があります。関連する窓口へ遠慮なく相談ください。
- 学生相談窓口へのリンク⇒教務システムのお知らせへ
(ログイン後のお知らせ「【再掲】桐生地区学生相談窓口一覧(2020)」(8/5掲載)に掲載しています。)
大学もコロナ禍への対応で、万全に対応できていない点が多々ありますが、学生の皆さんはピンチをチャンスとして、大学での勉学を着実に進めるようにしてください。大学も、出来得る限りの体制を整えて支援をしていきたいと考えています。