桐生キャンパスの整備

桐生キャンパスの整備

 群馬大学工学部が平成27年に創立100周年を迎えるに当たり、工学部は100周年記念事業を計画・実施しつつあります。この記念事業のために創立100周年記念事業募金として卒業生・修了生に募金のお願いをし、キャンパス整備等を検討していたところ、募金活動の先陣を切って、桐生瓦斯株式会社会長を務められた故塚越平人様から、キャンパス正門につきまして建築されたものを物納の形で寄贈をいただきました。塚越様は、昭和17年9月に群馬大学の前身である桐生高等工業学校応用化学科を卒業され、群馬大学工業会顧問も務められました。正門は、平成26年9月に着工し、3か月半の工事期間を経て完成しました。平成26年12月17日に、高田邦昭学長(当時)にも列席いただいて理工学部への寄贈及び塚越様への感謝状の贈呈式が行われました。

 

 桐生キャンパスの新しい正門は、白御影石の門柱、黒の鋼鉄製引き戸で、門柱の上にはガス灯を模した門燈があるシックな佇まいとなりました。今までの機能一点張りの門から、旧桐生高等染織学校の正門の面影を現代的に力強く再現したものとなっています。この正門は、群馬大学理工学部の次の100年の発展を見守るキャンパスの顔となってもらえると思います。今後の記念行事などの際に桐生キャンパスを訪れていただければ、荘重に生まれ変わった正門を見ていただけます。

 

 なお、同窓記念会館本体の耐震改修については、現在、外部の有識者を集めて保存活用計画検討委員会を開催して、今後の活用と改修の方針を検討しています。卒業生の多く集まる平成27年10月の記念行事の際に記念会館が工事中では残念なので、記念行事が終了した後に改修工事を始める予定です。こちらにつきましてもご期待ください。

 


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