組込みシステム設計に関する研究

走行体の構造

ライントレースによる
テストコース走行

現代の電子機器には専用のコンピュータと専用のソフトウェアからなる組込みシステムが組み込まれ、複雑な機能を非常に高い信頼性で実現しています。自動車、家電品、ロボット制御など組込みシステムの設計と製品応用の分野では、まだ日本が世界をリードしています。しかし、製品がより高機能化、複雑化するにしたがって、組込みシステムの設計開発には従来の方法では対応できなくなりつつあります。この課題を解決するためにモデルベース設計(MBD)手法が提案され、実用化されつつあります。研究室では、このMBD 手法の中心となる「モノ」のモデル化の研究開発を行っています。モデルができれば、例えば実際の自動車1台すべてをコンピュータ内で組み立て、さらにモデル化した人間も乗せて、実際には不可能なさまざまな条件のもとでのシミュレーションが可能になります。研究室では、超小型電気自動車、ワイヤレス給電、太陽光発電、義肢装具、生物の循環器系、樹木内部空洞推定を対象として、モデル化と組込みシステム開発を行っています。