データ圧縮とその周辺技術の統合的研究

文字列データのデータ変換例

 携帯電話やスマホでメッセージのやり取りをするときも,PCにファイルをしまうときも,データに応じた符号化が行われます。データ圧縮とは,データを無駄なく,できるだけ短く符号化するための技術です。
 私たちの研究室では,画像や音声,テキストといったデータの種類に応じたデータ圧縮法だけではなく,どのようなデータにも対応できるユニバーサル符号という圧縮法を研究しています。そのような符号化を利用することで,同じPCやスマホであっても,しまうことのできるファイルの量や通信速度を格段に高めることができます。さらに,そのための基盤技術を情報検索や情報保護技術に応用することで,爆発するデータの処理を統一的に解決することを目指しています。
 その際に必要となる技術の一つがデータの変換です。データを変換することで,同じ内容の同じ情報量をまったく異なる形式で表現します。このとき,驚くような巧妙な手段が使われることがあります。そのような巧妙な手段の開発にはパズルを解くような面白さがあり,それに魅せられて研究を続けています。