分類型の情報検索技術の研究開発

検索範囲の絞り込み

単語重要度の計算

 近年、インターネット上で膨大な量のUser Generated Content(UGC)が公開され、UGCに含まれる豊富な知識を有効活用するための情報検索技術の必要性が高まっています。一般に、何かを探索中に単語を認識することは、具体的な単語を考えることよりも容易であり、このことから、システムが情報を整理してユーザに提示し、ユーザが選択肢となる単語の一覧の中から興味のあるものを選ぶ「ナビゲーション型の情報探索」の方が、情報要求を表現する適切な単語をユーザが考える「アドホック検索」よりも、ユーザにとって楽な作業となります。キーワードによるアドホック検索と情報を整理したカテゴリ体系によるナビゲーション型の情報探索を組み合わせることで、選択肢の絞り込みと拡大を円滑に行えますが、カテゴリ体系を用いたナビゲーション型の情報探索は、カテゴリを人手で管理する手間が大きいという問題があります。私の研究では、文書と単語の自動分類により、ユーザにとって直感的にわかりやすいカテゴリ体系を自動構築して、ユーザが求める情報に手間なく、容易にアクセスできるようにする技術の開発に取り組んでいます。


  • “情報検索システム及び情報検索装置,” 特許第5103603号, 2012.
  • “検索装置及び検索方法,” 特許第4547500 号, 2010.

電子情報理工学科

助教 安川 美智子