多量データから知識を引き出す

自己組織化マップで作成したCDの
購買層ごとの人口ピラミッド

役立つ形に読み解く方法

 データマイニング、ビッグデータの解析という単語を聞くことが多くなりました。コンピュータという脳が、身近な入力装置やモニタリングセンサーという目や耳を、世界中に広がるネットワークで繋ぐことで、多様で膨大なデータをリアルタイムに取り込みだしています。しかし、コンピュータは、データを加工する方法を人が教えてあげなければ仕事をしません。そこで必要な多量データを人の役出つ形に読み解く方法に挑戦して います。
 今、データ量の増加は、質的な変化を生み出しています。自然科学の世界ばかりでなく、活力があって安全・安心な社会のためにも、このような研究が役立つ時代が来ています。コンビニやクレジットカードの利用、医療サービスの受診、気象や地盤の観測などで、システムが集めたリアルなデータを対象として、それを読み解く方法を作ることに取り組んでいます。

正しく読み解く探偵になる

 記録された沢山の数の背後には、その数を生み出した仕組みがあるはずです。それを正しく読み解く探偵になりたいと思っています。事実に基づいて考え、話すことがサイエンスの基盤です。データ解析は科学の文法なのです。