群馬大学理工学部

日本材料試験技術シンポジウムにおいて、松原雅昭 教授の研究グループが協会賞を受賞しました

知能機械創製部門 松原雅昭教授の研究グループ(知能機械創製部門 松原 雅昭教授,鈴木 良祐助教、 元理工学専攻の学生 田代 継治)が、平成28年5月9日月曜日日本材料試験技術シンポジウムにおいて、協会賞を受賞した。受賞内容はHerbert硬さ試験機の改良に関する研究であり,論文題目はモーションキャプチャ技術のHerbert硬さ試験への適用である。

Herbert硬さ試験は圧子を支点とする振子を試料上で揺動させ,その振子の減衰挙動から材料の硬さを求める硬さ試験法である。振子の揺動角度を精度よく計測する必要があるため,これまであまり用いられてこなかった方法である。 松原雅昭教授の研究グループは振子の揺動角度を電子的に精度よく計測するための研究を行ってきたが,一方で電子計測機器を装置に組み込むため,本来簡便に測定できるはずの硬さ試験が複雑化していた。
本報告では市販のデジタルビデオカメラにより揺動する振子を撮影し,その動画を画像解析することで,振子の減衰挙動を計測するとともに,その妥当性についてもレーザ干渉式変位計と比較することで検証された。これにより,Herbert硬さ試験を金属,セラミックスおよび樹脂といった 幅広い材料の硬さを簡便に得ることが可能な手法として,再認識することができた。

以上の理由により,本報告は今後の材料試験技術の発展に大きく寄与するものと認められたため,材料試験技術協会において協会賞を授与された。

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