群馬大学理工学部

電子情報理工学科4年の宇治貴大君と奥寛雅准教授が、インタラクション2017でインタラクティブ発表賞(PC推薦)とインタラクティブ発表賞(一般投票)とをダブル受賞しました。

 理工学部電子情報理工学科4年の宇治貴大君と大学院理工学府電子情報部門の奥寛雅准教授が、2017年3月2日にインタラクション2017(明治大学中野キャンパス)で発表した「食べられる再帰性反射材の提案と試作」が、インタラクティブ発表賞(PC推薦)とインタラクティブ発表賞(一般投票)とをダブル受賞した。

 従来光学素子はガラスやプラスチックなどで作られており、当然人間が食べることはできなかった。しかし、もし食べられる素材で光学素子が成型できれば、料理への新たな演出や医療を支える新たなデバイスとしての応用が期待できる。
 奥研究室では食材を利用して光学素子を成形する手法を研究してきており、本発表では、寒天を利用して光学素子の一種である「再帰性反射材」を成型することに成功した結果を報告した。またその応用例として、料理上へのプロジェクションマッピングの実験例を報告した。これは、料理の上の食べられる再帰性反射材とカメラを利用して料理の位置を計測し、料理の場所に合わせて映像を投影するものである。これを応用すると、例えば結婚披露宴でケーキの上にプロジェクションマッピングが容易にできるようになり、ナイフの入刀にあわせてケーキの上に花が舞い散るなどの演出が可能となる。

 PC推薦のインタラクティブ発表賞はプログラム委員会が評価して決定するものであり、全発表209件の中から9件が選ばれた。また、一般投票のインタラクティブ発表賞は、参加者の投票により当日の72件の発表のうち優れた発表2件が選ばれたものである。

 なお、本研究成果は2月24日(金)にプレスリリースされ、上毛新聞(2月25日付)及び日刊工業新聞(2月27日付)に掲載された。
  ◆プレスリリースの内容はこちら→プレスリリース(2017.2.24)