群馬大学理工学部

平成27年電気学会 電子・情報・システム部門において、電子情報・数理教育プログラム博士前期課程2年の鈴木研人君と菅原誉士紀君が、技術委員会奨励賞を受賞しました。

 電子情報・数理教育プログラム博士前期課程2年の鈴木研人君(高井研)と菅原誉士紀君(高井研)が平成27年電気学会 電子・情報・システム部門において、技術委員会奨励賞を受賞した。本賞は平成27年の1年間にあった発表の中で優れた発表に授与される。

◆理工学府電子情報・数理教育プログラム博士前期課程2年 鈴木研人君
 論文題目は「遺伝的アルゴリズム及びHSPICEの最適化機能を組み合わせたコンパレータの自動合成」で、高井伸和准教授他5名との共著である。
本発表では、A/Dコンバータの基本回路ブロックであるコンパレータ回路を計算機により自動で設計する手法を提案している。自動設計の実現には、生物の進化を模擬した遺伝的アルゴリズムと HSPICE の最適化機能を融合することで、従来の方法に比べ、高速かつ高性能なコンパレータの自動設計を実現した。本研究は現在我々が行っている人工知能を用いた回路の自動設計へと応用されている。

◆理工学府電子情報・数理教育プログラム博士前期課程2年 菅原誉士紀君
 論文題目は「遺伝的アルゴリズムによる素子値広がりを抑えたRCポリフェーズフィルタの自動設計」で、高井伸和准教授他5名との共著である。
本発表は、現代の通信には不可欠な複素フィルターの一つであるRCポリフェーズフィルタを計算機により自動で設計する手法を提案している。素子値の広がりと周波数特性を同時に性能を向上させる回路設計方法は見つかっていなかったが、我々が提案したアルゴリズムを用いることで同時に性能を向上させる回路の自動設計に成功した。本研究は現在我々が行っている人工知能を用いた回路の自動設計へと応用されている。