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国立大学法人群馬大学 理工学部・大学院理工学府
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お知らせ

物質・生命理工学教育プログラム博士前期課程1年の有賀創太郎君が、高分子学会北関東支部講演会にて優秀ポスター賞を受賞しました。

 高分子学会関東支部では、北関東地区(群馬、栃木、埼玉地区)における企業、公的研究機関、教育関係の方々に高分子材料に関係した情報を提供し、高分子材料の開発、研究、教育の活性化に繋げる目的で、毎年3月に高分子学会関東支部 北関東地区講演会を開催しております。今年度の第2回北関東地区講演会は、2021年3月5日に「持続可能な社会を支える高分子材料」をテーマにオンライン開催され、分子科学部門・高分子創発機能科学研究室(担当:浅川 直紀教授)所属で博士前期課程1年の有賀創太郎さんが、優秀ポスター賞を受賞しました(題名: 生体模倣型素子ネットワークの時空間活動パターンの創生のための確率的キャパシタの作製)。

 有賀さんの研究は、結晶性高分子と小分子液晶との混合系ナノ薄膜の電気ノイズを用いて、複数の非線形素子から構成されるリカレントなアナログ電子回路を駆動したところ、素子間でコヒーレンス共鳴現象と呼ばれる集団協調動作を確認しました。このことは、高分子物質に由来する電気ノイズが電子デバイスのシステム状態を創発・制御する働きをもっていることを示しています。この動作原理は、動物の中枢神経系での信号・情報処理機構にヒントを得た生物模倣技術への発展が期待されます。


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