群馬大学理工学部

物質・生命理工学教育プログラム2年生の多賀谷ともみさんが、第46回炭素材料学会年会口頭発表賞を受賞しました。

 2019年11月28日〜30日に岡山大学津島キャンパスで開催された第46回炭素材料学会年会にて、分子科学部門・炭素材料電極化学研究室所属の多賀谷ともみさんが研究発表(題目:シームレス活性炭電極への有機化学的Nドープ)を行い、口頭発表賞を受賞しました。
 
 多賀谷さんの研究は、炭素材料電極化学研究室とアイオン株式会社との共同研究よって開発された「シームレス活性炭」電極注1)を用いた電気二重層キャパシタ注2)に関するものです。シームレス活性炭電極は電気二重層キャパシタの耐久性を飛躍的に高める特性があります。多賀谷さんは昨年度にシームレス活性炭電極の耐久性が窒素ドープによってさらに高まることを既に見出していました注3)。今回の発表では、窒素ドープシームレス活性炭電極を多角的に分析した結果から窒素ドープによる耐久性改善効果の機構について明らかにしたこと、ならびに発表後の質疑応答が高く評価され、受賞に到りました。今回の口頭発表賞は今年度から初めて実施されたもので、倍率が約10倍(45件中4件)という大変厳しいものでした。多賀谷さんの今後のますますの活躍が期待されます。
 
注1)「優れた耐久性を示す“つなぎ目のない”のカーボン電極―シームレス活性炭CROUS®の実用化―」
注2)非常に短時間での充放電に優れた蓄電デバイスのこと
注3)「物質・生命理工学教育プログラム博士前期課程1年の多賀谷ともみさんが、炭素材料夏季セミナーでポスター賞を受賞しました」
 

左から白石教授、多賀谷さん、畠山助教