群馬大学理工学部

環境創生理工学教育プログラム博士前期課程1年の渡邉暁乃さんが、第58回日本地すべり学会研究発表会で若手優秀発表賞(口頭発表部門)を受賞しました。

 2019年8月20日から23日まで熊本県熊本市で開催された第58回日本地すべり学会研究発表会において、環境創生理工学教育プログラム地盤工学研究室博士前期課程1年の渡邉暁乃さんが優秀発表賞(口頭発表部門)を受賞しました。渡邉さんの論文題目は「自然斜面内の地下水位上昇量の簡易予測モデル」です。
 現在、飛躍的な観測技術の進歩によって、リアルタイムでの高解像度な降雨データが広域的に観測されています。これまで、斜面内の地下水位上昇の予測に関して、有限要素法を用いた浸透流解析が有効とされてきました。しかしこの手法では、計算に多くの時間が必要です。そのため、得られる広範囲の降雨データを利用することは困難です。この研究では、簡易的且つ短時間で地下水位上昇を予測する手法を提案しました。この手法によって、得られる降雨データを活用し、有限要素法と同精度の解を広範囲で算出をすることが可能となります。着眼点の良さや研究が実務への活用につながることが明確であったことが評価され、受賞につながったと考えられます。