群馬大学理工学部

環境創生理工学教育プログラム博士前期課程2年の後藤博登君が、第53回日本水環境学会年会において年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。

 2019年3月7日~9日に山梨大学甲府キャンパスで開催された第53回日本水環境学会年会において、環境創生理工学教育プログラム博士前期課程2年で渡邉・窪田研究室の後藤博登君が、年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。
 本賞は、講演要旨に基づく第1次審査、その通過者に対し、口頭発表とは別に実施されるポスター発表(最終審査)を経て、将来性のある優秀な研究成果発表を行った博士前期課程の学生へ授与され、今回は143名の応募者から14名が受賞しました。
 後藤君の発表題目は、「炭素質触媒と金属メッシュを用いるエアカソードを適用した微生物燃料電池の特性」で、渡邉智秀教授および窪田恵一助教と協同で進められた研究の成果です。ステンレス金網および粉末活性炭をそれぞれ電極基材およびカソード反応触媒に用い、それらの種類や基材上の触媒層を構成する固体電解質の含有量等の諸条件を広範に変更したエアカソードを作製して性能比較実験を行うとともに微視的構造の相違を調査し、出力や有機物除去性能を損なうことなく大幅にコストを低減可能な作製条件を明らかにしました。微生物燃料電池の仕組みを応用した創エネ型有機性廃水処理プロセスの実用に不可欠となる低廉で高活性なエアカソードへの展開が期待され、日頃の真摯な取り組みが実を結んだうれしい結果といえます。

受賞した後藤博登君

小野芳朗日本水環境学会会長から賞状を授与される後藤君(左)