群馬大学理工学部

知能機械創製理工学教育プログラム2年の海野陽平君が、日本機械学会第9回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、若手優秀講演表彰を受賞しました。

 2018年10月30日~11月1日に札幌市民交流プラザで開催された日本機械学会第9回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、知能機械創製理工学教育プログラム 鈴木孝明研究室 博士前期課程2年の海野陽平君が、若手優秀講演表彰を受賞しました(2019年2月1日受賞)。
 受賞対象となったのは、「2Dメカニカルメタマテリアル構造を有するダイヤフラム型振動発電デバイスの解析(発表者:海野陽平、塚本拓野、潮見幸江、山田功、鈴木孝明)」という発表で、人の歩行振動や身の回りの低周波環境振動をエネルギー源として、高効率に電力を取得する小型環境発電デバイスについての発表でした。発表内容は、「2Dメカニカルメタマテリアル構造」を有する振動発電デバイスの発電特性をシミュレーションしたものです。柔軟性と特殊な変形挙動を特徴とする2Dメカニカルメタマテリアル構造を、ダイヤフラム型の振動発電デバイスに組み込むことで、小型・低周波数・高信頼性が実現可能なことを有限要素解析で示しました。
 環境発電は、身の回りのあらゆるものからセンサで情報を取得し、インターネット経由で情報通信するIoT(Internet of Things)社会の実現に向けて、期待されている技術の一つです。身の回りに存在する未使用の微小なエネルギーを電力に変換して使用することで、無線化されたセンサの電源としての利用が期待されています。

 本研究は、JST戦略的創造研究推進事業さきがけ「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」領域で採択された研究成果の一部です。関連成果のまとめを下記の成果報告会において、発表を予定しています。
JST戦略的創造研究推進事業
「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」CREST/さきがけ1期生 成果報告会
Energy Harvesting 「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」 SDGs Goal 7
■日 時 2019年2月5日(火)
■場 所 大阪大学 中之島センター 10階 佐治敬三メモリアルホール
■サイト https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research/activity/1111088/eh-report/