知能機械創製理工学教育プログラム2年の塚本拓野君と海野陽平君が、電気学会第35回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにて、優秀ポスター発表賞を受賞しました。

 平成30年10月30日から11月1日にかけて開催された電気学会センサ・マイクロマシン部門大会第35回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにて、知能機械創製理工学教育プログラム 鈴木孝明研究室 博士前期課程2年の塚本拓野君と海野陽平君が、優秀ポスター発表賞を受賞しました。

 受賞対象となったのは、人の歩行振動や身の回りの低周波環境振動をターゲットとして、高効率に電力を取得する小型振動発電デバイスについての発表でした。柔軟な3次元微細構造を組み込んだ振動発電デバイスを作製する着想・加工技術と、小型でありながら低周波数化帯から高効率発電を実現する手法の新規性が高いとして受賞対象として選ばれました。

 振動発電は、身の回りのあらゆるものからセンサで情報を取得し、インターネット経由で情報通信するIoT(Internet of Things)社会の実現に向けて、期待されている技術の一つです。身の回りに存在する微小なエネルギーを電力に変換して使用することで、充電、取替え、燃料補給なし(メンテナンスフリー)でセンサに長期間エネルギーを供給することができます。今後のさらなる性能向上により、ボタン電池に代わる新しい電源として注目されています。

 講演発表の詳細は以下の通りです。
 ◆「10 Hz以下の低周波振動をターゲットとしたポリマー振動発電デバイスの開発」
 塚本拓野,海野陽平,潮見幸江,山田功,鈴木孝明,
 電気学会 第35回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム
 31am3-PN-125, 2017/10/30-11/1, 札幌市民交流プラザ(北海道)

 本研究は、JST戦略的創造研究推進事業さきがけ「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」領域で採択された研究成果の一部です。関連した成果を下記の公開シンポジウムにおいて、デモ展示を予定しています。

 JST戦略的創造研究推進事業
 「微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出」公開シンポジウム
 ■日 時 2018年11月7日~8日
 ■場 所 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館 1~2階
 ■サイト http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research/activity/1111088/eh-symp/index.html