知能機械創製理工学領域博士後期課程3年の上野秀貴君が、SELECTBIO-10th Annual Microfluidics and Lab-on-a-Chip 2018 World Congressにてポスター賞を受賞しました。

 平成30年10月1日から3日に掛けて、アメリカカリフォルニア州サンディエゴのコロナド島で開催されたSELECTBIO-10th Annual Microfluidics and Lab-on-a-Chip 2018 World Congressにおいて、知能機械創製理工学領域 鈴木孝明研究室 博士後期課程所属の上野秀貴君が、Lab on a Chip Poster Prizeを受賞しました。本賞は、計38件のポスター発表中で、最も優れた発表1件に授与されるものです。 
 受賞対象となったのは、厚膜感光性材料の特性を利用し、3次元微細構造を集積したマイクロ流路作製方法についての発表でした。3次元かつ高解像度構造を作製するための裏面傾斜露光法と傾斜プラズマアッシングを組み合わせた手法の新規性が高いとして受賞対象として選ばれました。本受賞の特典として、今後1年間Lab-on-a-Chipジャーナルの無料購読権が与えられます。
 Lab-on-a-Chipとは、掌サイズの微小な空間で物質や細胞の操作、あるいは計測を行う技術です。マイクロサイズの微細な構造を利用することで、微量の試薬で安定的かつ安全に行えるといった利点があり、文字通りLab(研究室)をChip(掌サイズのプレート)に乗せるような技術です。受賞対象となった研究は、Lab-on-a-Chip内に複雑な構造を作製する微細加工技術に注力しており、基礎加工技術でもあることから、今後、流体操作や細胞組織構築など様々な用途への応用が期待されます。