群馬大学理工学部

物質・生命理工学プログラム博士前期課程1年の橋本祥君が、第30回配位化合物の光化学討論会にて優秀ポスター賞を受賞しました。

 2018年7月14日-16日に札幌市定山渓で開催された第30回配位化合物の光化学討論会において、分子科学部門・無機光化学研究室所属、物質・生命理工学プログラム博士前期課程1年の橋本祥君が、優秀ポスター賞を受賞しました
 橋本君の受賞演題は「リザーバー機構によるマクロリングCuポルフィリンの発光寿命の伸長化」です。この研究は東京理科大学(佐竹彰治教授、倉持祐輔助教)との共同研究によって行われました。近赤外発光素子として金属錯体が着目されていますが、近赤外発光を示す多くの金属錯体では金属イオンの重原子効果やスピンによる常磁性によって発光寿命が短くなってしまう傾向があり、応用への課題となっています。Cuポルフィリンは近赤外領域にブロードな発光を示しますが、その発光寿命が30nsととても短いです。この研究では亜鉛ポルフィリンと組み合わせたマクロリングポルフィリンにおいて、Cuポルフィリンの発光寿命が500倍に伸長化することを見出しました。さらに、この発光寿命の伸長化にはリザーバー機構というしくみが働いていることを明らかにしました。

◆討論会詳細はこちら⇒複合系の光機能研究会HPへ