群馬大学理工学部

環境創生理工学教育プログラム(コンクリート工学研究室)博士前期課程1年生の赤坂春風さんが、第72回セメント技術大会で優秀講演者賞を受賞しました。

 コンクリート工学研究室(小澤研)博士前期課程1年生の赤坂春風さんが、2018年5月8~10日に開催された第72回セメント技術大会に参加して論文発表を行い、優秀講演者賞を受賞しました。2002年から行っている本表彰制度は,大会全体の活性化と若手研究者・技術者(35歳以下)の研究奨励を目的としており、①講演要旨のわかりやすさ、②プレゼン資料の表現、③発表の方法、④時間配分の適切さ、⑤発表時間、⑥質問に対する回答の的確さ、⑦発表態度、⑧研究内容のレベルについて審査を行い、特に優秀と認められた講演者に対し授与されます。今年度は選考対象86名のうち、16名が優秀講演者として表彰されました。

◆論文タイトル:Jute繊維を混入した高強度コンクリートの火災時における爆裂抑制効果

◆概要:この論文は、異なる2種の繊維を用いた高強度コンクリートを対象としてリング拘束供試体の加熱試験を実施し、爆裂抑制効果を検討しました。すなわち、爆裂抑制繊維はポリプロピレン繊維と天然のJute繊維を用い、加熱曲線はRABT30加熱曲線としました。計測項目は拘束応力と水蒸気圧および爆裂深さとしました。その結果、天然繊維を用いた場合、繊維混入無しと比較して爆裂が生じなかったこと、またJute繊維を用いた場合、拘束応力の抑制効果を確認したものです。

 赤坂さんは4年生の卒業論文で本研究を実施し、議論を重ねてきました。その成果が評価されたことは励みになると思います。この経験を、今後に活かしてもらいたいと思います。
(文責者:小澤満津雄)