群馬大学理工学部

環境創生理工学教育プログラム(コンクリート工学研究室)博士前期課程1年生の赤坂春風さんが、14th International Conference on Concrete Engineering and Technology(CONCET 2018)でBest Paper Awardを受賞しました。

 コンクリート工学研究室(小澤研)博士前期課程1年の赤坂春風さんが、2018年8月8~9日にマレーシアのマラヤ大学で開催された14th International Conference on Concrete Engineering and Technology(CONCET 2018)に参加して論文発表を行い、Best Paper Awardsを受賞しました。本国際会議は今回で14回目を数え、コンクリートの先端技術と持続可能な社会資本の発展に関する技術を報告するものです。今回は東南アジアを中心とした参加者があり、約130編の論文発表がなされました。

◆論文タイトル:Preventive effect on fire spalling of high-strength concrete with Jute fibre in ring-restraint specimen

◆概要:この論文は、異なる2種の繊維を用いた高強度コンクリートを対象としてリング拘束供試体の加熱試験を実施し、爆裂抑制効果を検討しました。すなわち、爆裂抑制繊維はポリプロピレン繊維と天然のJute繊維を用い、加熱曲線はRABT30加熱曲線としました。計測項目は拘束応力と水蒸気圧および爆裂深さとしました。その結果、天然繊維を用いた場合、繊維混入無と比較して爆裂が生じなかったこと、また、Jute繊維を用いた場合、拘束応力の抑制効果を確認したものです。

 赤坂さんは4年生の卒業論文で本研究を実施し、実験と結果の考察および議論を重ねてきました。その成果が評価されたことは励みになると思います。この経験を今後に活かしてもらいたいと思います。
(文責者:小澤満津雄)