分子科学部門の覚知亮平 助教が、高分子学会・高分子研究奨励賞を受賞しました。

 分子科学部門の覚知亮平 助教が、「多成分連結反応を活用した高分子合成と材料創成」により、平成29(2017)年度高分子研究奨励賞を受賞しました。同賞は社団法人高分子学会により、優れた研究業績を上げると共に、学会活動に深く寄与した若手研究者を対象に授与されるもので、5月23~25日に名古屋国際会議場にて行われた第67回高分子学会年次大会において授与式が開催されました。

 覚知亮平助教は連続反応や多成分連結反応に基づく新しい高分子合成法を開発しており、同業績は高分子合成化学における新しい潮流として世界的に認識されています。多成分連結反応とは三成分以上の反応基質が一度に反応する複雑な反応を指します。その複雑さの反面、多成分連結反応は有機化学においては黎明期から存在する反応形式である一方、高分子化学に積極的に取り入れ始められたのはごく最近です。覚知亮平助教は多成分連結反応による高分子合成に関する研究を積極的に展開しており、例えば英国王立化学会出版のPolymer Chemistry誌に最近出版した論文は、同誌の裏表紙に採用されるなど、国内外から大きな注目を集めています。

上段右から3番目が覺知助教