群馬大学理工学部

第20回化学工学会学生発表会(東京大会)において、環境創生理工学科環境エネルギーコース4年の関口諄君が、学生賞(優秀賞)を受賞しました。

 2018年3月3日に東京理科大学で開催された第20回化学工学会学生発表会(東京大会)において、環境創生理工学科環境エネルギーコース4年の関口諄君が、学生賞(優秀賞)を受賞しました。発表題目は「エレクトロローテーションを用いた癌細胞の同定」で、桜庭一樹君、脇坂嘉一君、箱田准教授との共著となります。本賞は発表要旨、口頭発表、質疑応答などを総合的に評価し、優れた学生に対して与えられる賞です。
 医療の分野において細胞培養は高い安全性が要求されています。また、癌細胞の検出は特に注目され多くの研究が行われています。そこで関口君らは、誘電泳動法の1つである細胞を回転させ特性を評価する「エレクトロローテーション」という現象を用いて癌細胞の同定を検討しました。この解析により、同じ臓器からなる癌細胞では誘電特性(Im[K(ω)])が類似し、異なる臓器からなる癌細胞では誘電特性に差異が生じました。このことから、癌細胞の宿主細胞(癌細胞になる前の正常な細胞)依存性がうかがえ、宿主細胞の異なる癌細胞において細胞同定が可能であることを立証しました。