群馬大学理工学部

知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程修了生(2017年3月修了)の石川和誠君が、情報処理学会システムとLSIの設計優秀発表学生賞を受賞しました。

 知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程修了生(2017年3月修了)の石川和誠君が、情報処理学会システムとLSIの設計優秀発表学生賞を受賞した。
システムとLSIの設計技術研究会では、研究会で発表した学生のうち、論文内容及びプレゼンテーションが優れた学生に対して優秀学生発表賞を授与している。
 2017年1月に慶應義塾大学で第178回研究会が行われ、そこで石川君は「新しい剰余SD数加算アルゴリズムとRSA暗号処理への応用」という内容で発表を行い、論文の内容及びプレゼンテーションが優秀であると認められたことが受賞へとつながった。
 石川君の受賞テーマは、非常に大きな桁数の剰余加算を、SD数と呼ばれる数表現を用いることと、剰余の計算を除算ではなく場合分けによる加減算のみで行うことで処理の高速化を実現している。
また、RSA暗号処理はインターネットを安全に利用するための暗号化処理として広く用いられている。RSA暗号化処理には剰余加算が繰り返し使用されており、剰余加算の高速化はRSA暗号化の高速化、ひいてはネットワークの通信速度向上、またはより安全なネットワーク利用につながる、重要な基盤技術である。
 本研究は魏書剛教授、茂木和弘助教、田中勇樹助教の指導のもと行われた。群馬大学太田キャンパスで行われた教育研究活動が受賞という形で評価を受けたことは大変喜ばしいことである。石川君の今後のさらなる活躍を期待する。