環境創生教育プログラム博士前期課程1年の大芦健太君が、土木学会関東支部第44回技術研究発表会にて優秀発表者賞を受賞しました。

 土木学会関東支部第44回技術研究発表会において、理工学府修士課程1年生の大芦健太君が優秀発表者賞を受賞した。
 大芦君の発表タイトルは「時間反転法を用いた2次元異方性材料中の欠陥形状再構成に関する研究」であり、近年、土木、航空宇宙分野への応用が進んでいる炭素繊維強化プラスチック等の、音響異方性を示す材料に対する超音波を用いた非破壊検査手法に関する研究である。
 本研究では、時間領域有限差分法を用いて、炭素繊維強化プラスチック中の欠陥に対する超音波散乱解析を行った。さらに、超音波散乱解析の結果として得られる散乱波形データを時間反転させた時間反転波を再入射し、欠陥がどのような位置、大きさ、で存在するかを推定する時間反転法を用いた逆伝搬解析手法の有用性を示した。
 本研究で得られる知見が、音響異方性を示す材料に対する精度の良い非破壊検査手法の確立に有用であると評価されたことが受賞の要因であると推察される。